ヴィタリ・ユシュマノフ プロフィール
1981年12月21日サンクトペテルブルクに生まれる。
1998年サンクトペテルブルクの280号学校を卒業。
2002年サンクトペテルブルクの人文科学現代大学で経営学を学び卒業。
2001年の秋からプライベートレッスンで声楽の勉強を始める。
2002年よりリムスキー=コルサコフ国立音楽学院で有名なソプラノニナ・コロソヴァ氏に師事。
2007年から2008年までソリストでマリインスキー劇場の若い歌手のためのアカーデミで学ぶ。
プロコフィエフの「三つのオレンジへの恋」、ロッシーニの「ランスへの旅」、モーツァルト「魔笛」のプロダクションでソリストに抜擢され、ヴァレリー・ゲルギエフ氏やトゥガン・ソヒエフ氏など一流の指揮の元で歌う。マリインスキー劇場とアメリカ、ヨーロッパ、日本でのツアーに参加する。
2006年、2007年にフィンランドのミッケリの夏の音楽アカーデミでエレナ・オブラスツォワ、ヴラディミル・アトラントフ、グスタフ・ディユップソビャッカ、マティ・パルム各氏のマスタークラスを受講。
2008年から2009年、有名な声楽家ヴィクトル・ユシュマノフ氏(バス、伯父)と研鑽を積む。
2009年からフェリックス・メンデルスゾーン・バルトルディ音楽演劇大学ライプツィヒに留学し、2013年に卒業。その間教授ジャネット・ファヴァローロイテル氏に師事。世界的伴奏者フィリプ・モール氏の歌曲構成のレッスンを受講。2009年にイレアナ・コトルバシュ氏のマスタークラスに参加する。
2010年にプーランクの「ティレジアスの乳房」(劇場の支配人)、2012年にヨハン・シュトラウスの「こうもり」(ファルケ博士)のプロダクションで歌う。
2012年はドイツのバート・ヘルスフェルト音楽祭でモーツァルトの「ドン・
ジョヴァンニ」(ジョヴァンニ)、フォンターネ音楽祭でジークフリート・マットゥスの「グ
レーテ・ミンデ」(ファルチン)を歌う。
2009年から2013年までドイツでコンサート活動をし、2013年にはライプツィヒのゲヴァントハウスの新年コンサートに出演。
2008年1月に初来日した際、日本人の和や美徳感に強く魅かれ、日本の文化、日本の音楽、日本語の勉強を始める。
2013年秋以来、日本で活発な演奏活動を展開。イタリア、ドイツ、ロシア、日本の歌曲を中心に、ソロ及びジョイントリサイタルを行う他、オペラ「ルチア(エンリーコ)」「カヴァレリア(アルフィオ)」「ドン・カルロ(ロドリーゴ)」にも出演。その他、オーケストラ共演、チャリティコンサートも多数。
日本歌曲を愛し、2013年から日本歌曲の第一人者である塚田佳男氏の元、研鑽をつんでいる。
2013年9月、ティアラこうとう大ホールの「昭和の歌」コンサートに出演。
2013年11月、丹波の国際音楽祭「シューベルティアーデたんば」に出演。
2014年5月、ルネこだいら大ホールでドヴォルザーク「テ・デウム」ソリスト。
2014年10月、大阪いずみホールでブラームス「ドイツレクイエム」ソリスト。
2015年1月、国分寺いずみホールでモーツァルト「戴冠ミサ」ソリスト。
2015年2月、フロレスタン・レーベルよりデビューアルバム「歌の翼に」をリリース。4月CD発売記念コンサート。
2015年6月、東京のサントリーホール「ブルーローズ」で松村英行(テノール)とジョイントリサイタル。
2015年10月、日本トスティ歌曲コンクールで優勝。
2016年7月、第52回日伊声楽コンコルソで第一位、及び歌曲賞を受賞。
2016年8月、第14回東京音楽コンクール声楽部門第2位
2016年9月、イタリアンアルバム『Parole d’amore』(オクタヴィア)をリリース。
2016年10月、第21回 コンセール・マロニエ21、第2位
2016年9月、イタリアンアルバム『Parole d’amore』(オクタヴィア)をリリース。
2016年10月、第21回 コンセール・マロニエ21、第2位
2017年3月、びわ湖ホールオペラ「ラインの黄金」にドンナー役出演。
2017年5月、「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2017」に出演。
2017年10月、NHK-FM「リサイタル・ノヴァ」に出演。
2017年12月、サントリー大ホールでの「第2回 オペラ歌手 紅白対抗歌合戦」に出演。
2018年4月東京・春・音楽祭に出演。
2018年6月サントリーホールでのロシア文化フェスティバルのオープニング公演として、ミハイル・プレトニョフ指揮、ロシア・ナショナル管弦楽団の演奏会形式で、チャイコフスキーの歌劇「イオランタ」にエブン=ハキア役で出演予定、2019年1月~2月歌劇「ドン・ジョヴァンニ」(井上道義指揮、森山開次演出、東京芸術劇場など4公演)の主役に決定。
(2018年5月更新)
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